インストを愛する波乱万丈なボーカリストの日常


by farmony

「ぼくを葬る」

ジュスカの曲を初めて聴いたのはGYAOで映画のCMが流れた時だ。
e0096315_232989.jpg
それは深夜だった。
私は常に何かを平行して行動してないといけないタチで、その時もGYAOの画面を左に寄せ、スパイダソリティアをしていた。

ヘッドフォンからはフランス語の心地よい音と、BGMに寂しく切ない曲が流れていた。
なんとなく画面に目を向ける。
そこでは死を目前にした主人公の心の葛藤が映し出されている。

いつのまにかBGMは静脈をうつ心臓の鼓動にも似た音に変わっていた。
その上にヴァイオリンとユニゾンで、女性ヴォーカリストが歌っている。

淡々と展開される人間関係。
ストーリーはまだ分からなかったものの、人物の表情や字幕のセリフから一気にその世界に入ってしまった。

「僕は、ひとりで死んでいくはずだった…」
真っ白な画面にそう書かれていた。

ヴァイオリンが強く奏でられた。
そして私も無意識のうちに涙が流れた。


「ぼくを葬る」

私の地域での上映はなかったので、このCMを何度も繰り返し観た。

このギターは、このヴァイオリンは、誰?
それがジュスカとの出会い。

女性ヴォーカリストはクレモンティーヌさん。

http://www.bokuoku.jp/
TRAILERからそのCMを観る事が出来ます。
[PR]
by farmony | 2006-10-03 17:26