インストを愛する波乱万丈なボーカリストの日常


by farmony

ライバルは、みつを君。

今春、マナーを改めて見直してみようとマナー教室へ行き、そこで同年代のある女性Aと知り合う。
「今度、ランチを食べに行こう。」
そう誘われOKする。

数日後、喫茶店にて。
私が早くに着く。
彼女が喫煙するかどうか分からなかったので、前室のベンチにて待つ。
待ち合わせ時間を過ぎても来ない。

♪まちぼうけ~まちぼうけ~
いつものように(勿論小声で)歌っていると、20分遅刻で到着。
まぁ、それはいい。
というのも、それより引っ掛かる事があるからだ。

「この人友達。」
と紹介されたのは、見た目でも10歳以上は上の女性B。
むむむ…。
ま、まぁ、それもいい。

でも何故、一言言わないのか?
まだそのAともまだ確立できてないのに、何故?
で、そのBは何を思って着いて来た?

そう思いながらも席に着く。
注文も終えたが、その間なんだか会話のテンポが合わず、ちょっと気持ちが疲れてきた。
共通項が見つかれば話も弾むだろう、あれこれ思考錯誤。
でも、全部「ふーん。」
そして彼女らからは話題を振ってはくれない。

店員さんがランチ運んでくるのが見えて、ちょっと「助かった。」と思った。
ランチトレイがテーブルに置かれるやいなや、堰を切ったように二人が話し出した。

やっとわかった、宗教の勧誘だった。
Bが着いて来た理由もこれで明らかになった。

私自身は無宗教というより多宗教なのかもと思う。
直接どれかに入信しているわけではないが、世界4大宗教他多数に信者の友達が居て、その皆から幸せを貰っているので、間接的に恩恵を貰っていると思っている。
私はそれぞれの宗教の良さを知っているので、どれかだけに入信という気は無い。

て事であまり宗教に対しての違和感は持っていない。
世間ではタブーと言われているが、私の周囲では日常会話の一部。
せっかくイキイキと話し始めたから聞いてみようかなと思いまして。
彼女らの宗教を否定する気もないし。
いやぁ、ここがダメダメちゃんですわ、私。
この時点で成り行きを見極めないと。

別人かのようなマシンガントーク。
ひたすら断る。
でもまだ気を使ってたのでやんわりと。
これは早く帰らなければと、パンを食べるスピードが早まった。
彼女らもどんどん早口になっていく。

そして、
「あなたが不幸で可哀想だから、あなたの為を思って言ってるの。」
はぁ!? 私の何を知ってるの?
私は気遣いその他色々の糸がブチッと切れた。

「私が不幸かどうかはあんたらに言われたくない。私の幸せは私が決めるわ!」

そう言って席を立つ。
レジに行きお勘定してもらおうとしたが、伝票を持ってきておらず係の方に「困ります。」と言われてしまった。
でも勢いがあったのと早くこの場を去りたいので
「あの人達にしつこく勧誘されて、あの席には戻りたくないんですー!!!」
そういうと「分かりました、大変でしたね。」とお金を受け取ってくれた。

店の人にはそう言ったが、宗教勧誘どうこうではない。
彼女らが言った言葉に怒りを感じていた。

帰り道。
友達になろうとしての今日だったのに、それを裏切られ悔しかった。
普段面と向かって声を荒立てる事は殆ど無く、慣れない事をしたのでドキドキしていた。
それと、そうした事に対して自分が嫌な気持ちになっていた。
「人との出会いは全部良い出会いに」と捉えていこうとしているのに、彼女らからはどうしてもそれを見つけられない。

あった事がグルグル頭の中を廻りおさらいする。
ピカーン!
そうか、なるほど。
彼女らのおかげで「自分の幸せは自分が決める。」という言葉を生み出せた。
こんなんでも、出会いに感謝が出来た。
彼女らと会った事も私の人生には意味のある事だった。

そして、さらに後。
世紀の大発明だと思っていたその言葉は、実は私よりも先に相田みつをさんが記していた。
e0096315_0114022.jpg「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」
やられた。

あと、別ルートでこれもまた私が開発した「今を一所懸命」「自分の責任」も、「いまここじぶん」に綺麗にまとめられていた。
やられた。

オリジナルは譲りました。(そもそも譲る譲られるの問題なのか?)
今は相田みつをさんの言葉のファンです。
とても大切な言葉でございます。
このブログにもグチらせてもらってるけど、それも最後はこの言葉たちに救われる。
-完-


ううーっ、長かった。
書き始めて2時間はたってるぞ。

写真のは相田みつをさんの石鹸トレー。
中のピンクのは甘栗の懸賞応募券。
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by farmony | 2006-12-02 00:12